学生のための奨学金制度が、学生を苦しめている?奨学金の返済問題なども世間を騒がせている。本当に悪いのは誰なのか、現代社会は悪いことを公平に調査する公共機関が正しく機能していない。世論がマスコミに踊らされ自我を失くしている。
スポーツ特待生システムの選手とは・サッカー部・世論・マスコミ・学校のイメージ回復など、いろんな人からの立場が描かれている。社会人になったサッカー部員や現サッカー部員の見解の違いが、面白かった。
「本当かどうかわからないものに右往左往されて、ただ群がったり刺激的だとか特になりそうだというだけで、みんなと同じ空気に乗っかっているだけで世の中を動かした気になる。密告者より遥かに愚か」
いつもながら、お見事でした(⌒∇⌒)
裁判のシーンは、汚れた大人や世の中に対比して、青年の純粋な友情が輝いていた。
告発者もしっかり分かっているところが女性弁護士の凄いところですなあ~。
現代のコンプライアンスは中身がなく、諸外国へのアピールだよね。
〇〇知事とか、内部告発で倒産した企業とか、議員とか、勇気を振り絞って告発しても何故か告発した人が悪者になっていたりする。正しいことをしたのに告発者のその後の人生は、悲惨なものだと聞くし。
日本は、諸外国に併せてコンプライアンス委員会とか〇〇委員会とか作るけど、一向に機能していないよね。保健所も労働局もお飾りに過ぎない。何故、匿名で告発した人の名前を発表するんだか!?それって「告発は悪いことです。告発したらこんな酷い目に逢いますよ、だから告発しないでね」って言っているようなものだよね。
結局、「一般人は静かにおとなしく黙って云われたとおりにしていろ!」なのかよ!
まずは、告発内容が本当なのか悪戯なのかを確認することだよね。ホント!
今回は、何が悪いことで何をやるべきなのか、大切なことが分からない世の中に喝を入れた。
欲を言えば、若者のシーンが多く悪意との葛藤シーンが少ないので軽く薄く感じられたような気がする。
日本人は昔から「見ざる・聞かざる・言わざる」の沈黙の人種だけど、もっと人情はあったような気がするなあ。
綺麗ごとかもしれないが、正しいことは正しいといえる世の中になって欲しい。
大きな声で言いたい「よく考えてみろよ!悪いのは告発者でなく悪いことした本人自身に決まっているだろうが!」
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